はじめに
松江市立図書館では、松江を愛し、日本の心を世界に紹介した明治の文豪・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に関する図書・資料を収集・保存しています。ハーンの著作の初版本、直筆の原稿、モースコレクション、セツ夫人縁(ゆかり)の品など貴重な書籍・資料が多数あり(約4,000点)、全国を代表する展示室です。
利用案内
入館料 無料
利用時間 9:00~17:00
休館日 毎週火曜日
毎月最終金曜日
年末年始
来館のまえに
・利用には事前の連絡が必要です。
・貸出や複写は原則として出来ません。
初版本
日本の印象を世界に紹介した作品集『知られぬ日本の面影(上・下巻)』(Glimpses of Unfamiliar Japan(Vol.1,2)や、八雲の代表作の一つ『怪談』(Kwaidan)などの初版本を所蔵しています。
直筆原稿・書簡
『耳なし芳一の話』の直筆原稿や、西田千太郎からハーンに宛てた手紙など(約50点)を所蔵しています。
モースコレクション
1987年、松江市が購入したラフカディオ・ハーンに関するコレクションです。
ハーンの文章が初めて掲載された単行本『ヌーベル・アタラ』、処女作品集『飛花落葉集』、初の小説作品『チータ』や『クレオール料理』の初版本、書簡類、ちりめん紙に印刷された多色木版摺りの『日本お伽話』シリーズ等、総計1,377点にもおよぶコレクションです。
セツ夫人縁(ゆかり)の品
セツが熱心に綴った英単語帳。意思疎通への努力や2人の心のふれあいを感じさせる品です。